理系大学生の英語学習日記

データや数値を使って定量的で分かり易い勉強法の紹介をしています.それ以外にも旅行や英会話サークルの活動など雑多な記事を書いています

Zoomの代替ホストのやり方と出来ること

こんにちは,Manonです

大学でネット系のバイトをしているのですがその関係からZoomの機能を色々模索して分かることも増えてきたので今回はそれを紹介していけたらと思います.

 

Zoom代替ホストとは

代替ホストとは,本来的にはそのミーティングルームを作った人がその部屋のホストになるのですが,なにか用事があって参加出来ないといった場合にホストの持つ権限をホストごと譲ってしまおうというものです.

 

代替ホストに指定するには自分と相手が同じ組織内のアカウントでかつビジネス版(エデュケーション版)・エンタープライズ版である必要があります.詳しくはこっちの記事で説明しています.

englishscience.hatenablog.com

 

代替ホストで何が出来る

まず,代替ホストで出来ることを箇条書きで列挙してみます.

  • 画面の共有
  • 待機室を使った時の入室の許可
  • 予定された部屋の立ち上げ
  • 画面の録画
  • 部屋を閉じる
  • ブレークアウトルームの使用
  • 共有ホストの指定

だいたいこんなところです.この中でも画面の共有や共有ホストの指定なんかはホストなんだからそりゃそうだろって感じですね.当たり前と言えば当たり前です.

またブレークアウトルームの使用なんかはミーティングスケジュールを設定した人間がその前に詳細設定から使用できるようにしておかなくては代替ホストの人の設定をいじっても意味がないところなのであらかじめ確認しておきたいところです.

 

次に別にわざわざ代替ホストを使わなくても良い場面を紹介します.これは今列挙した共同ホストで出来ることと内容が被っているのですが,色々なシチュエーションを想定した時にやっぱり必要だな?必要ないな?という最終判断は読み手にお任せするために列挙させて頂きます.

 

わざわざ代替ホストを使わなくてもいいこと

次にわざわざ代替ホストを使わなくてもできるよってことを列挙します.

  1. 画面の共有
  2. 予定された部屋の立ち上げ
  3. 入室の許可

こんなところです.これは本当にシチュエーションに依るので一点ずつ説明をします.

①まず画面の共有ですが部屋を作る時の設定で「全員に画面共有を許可する」というオプションがあります.こうした場合わざわざホスト権を譲ったり共同ホストにしなくても画面が共有できるので代替ホストは必要ないです.ですが,教授が授業を想定したりパブリックなセミナーを想定した場合に勝手に画面共有の横取りをされたりされるリスクがあります.逆に会社の会議で使用する場合はそんなリスクを想定する必要がないのでこの機能は必要ないということになります.

 

②次に予定された部屋の立ち上げです.これまた部屋を作る時の設定で,「ホストの参加前の参加を有効にする」というオプションがあります.これをしていすることでホスト不在の状態で一般の参加者が入室できますし,なんならホストが不在のまま会議をして終了させてしまっても問題ないです.特にこだわりがない場合はこの設定はずっとONにしておいてもいいくらい便利なのでオススメです.

ホストが立ち上げるのを全員で待っている時間程バカバカしいものもないので

 

③最後に入室の許可ですが,これも部屋を作る際の設定で「待機室を無効にする」というオプションがあります.そうすることで誰でも自由に入退室することが出来ます.

授業でZoomを使う際に,遅れてきた学生の為にいちいち講義を中断しなくていいといったメリットがあります.

待機室がなかったら誰でも自由に入ってこれてしまってセキュリティ面でよろしくないのでは?

という疑問もあるかもしれませんが,入室時にパスワードを設けたり,

「認証されたユーザーのみの入室」をオプションで指定することで学内の人間だったり社内の人間しか入室することが出来なくなるのでセキュリティ的にも大した問題もないです.

 

 

 

 

代替ホストの設定の仕方

まず前提条件として代替ホストを指定するにはエデュケーション契約(Education)かエンタープライズ契約(enterprise)である必要があります.下図ではエデュケーション契約はビジネス契約(Business)に当たります.

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https://zoom.us/pricing から抜粋



 

エデュケーション版・エンタープライズ版だとその学校や企業固有のドメイン(URL)が作成されます.

https://〇〇〇-〇.zoom.us/(〇〇の部分に自分の大学名だったりが入る)といった形です.

ここにアクセスし,

 

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サインインします.僕はエデュケーション契約だったのでビジネス版はよくわからないのですが,社内メールアドレス等で登録されているかと思います.

 

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その後,プロフィールに飛ばされると思うので,画面右上にある”ミーティングをスケジュールする”をクリックしてミーティングルームを作成していきます.

ミーテングルーム作成画面に切り替わったら一番下までスクロールしてもらうと下図のように代替ホストを指名する欄が現れると思います.

 

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 ここに同じ学内・社内の代替ホストに指定したいユーザーにメールアドレスを入力することで代替ホストに指定することが出来ます.

 

終わりに

いかがだったでしょうか?

代替ホストはとても便利な機能なので是非使いこなしていきたいものではあるのですが,状況に依っては別に必要ないこともしばしばです.なのでこのサイトを見て何が出来て何が出来ないのかを知っていってもらえれば幸いです.

最後まで読んで頂きありがとうございました.