理系大学生の英語学習日記

データや数値を使って定量的で分かり易い勉強法の紹介をしています.それ以外にも旅行や英会話サークルの活動など雑多な記事を書いています

ZOOMで代替ホストが設定できない時の解決策

こんにちは,Manonです.

早速大学でエデュケーション契約(機能自体はビジネスアカウントと同じ契約)されたZoomを使ってサークル活動しているのですが,同じエデュケーション契約しているはずの学友のアカウントを代替ホストに設定しようとすると,「~@~はZoomアカウントと連動していません」と表示されて設定できませんでした.解決の為色々試行錯誤して色々と分かったことがあるので,同じような症状の方に状況毎の解決策を教えたいと思います.

 

 そもそも代替ホストとは?

代替ホストとは,ミーティングルームの作成者が不在の状況でも他のユーザーに管理者権限(ホスト権)を付与することを言います.

例えば開催が予定されている部屋に入室したり,画面の共有やユーザーの強制退室といったホスト権を持っているユーザーにしかできない行為をルーム作成者の代わりに行うことができます.

会議のたびにミーティングルームを作って会議をしていると,ミーティングルームIDもころころ変わったりURLもその度に共有しなおしたりしなくてはいけなくなるので,一度定期ミーティングを作ってしまってその際にメンバー数人を代替ホストにしておくと後々楽でいいですね.

 

代替ホストの設定の仕方

まず前提条件として代替ホストを指定するにはエデュケーション契約(Education)かエンタープライズ契約(enterprise)である必要があります.下図ではエデュケーション契約はビジネス契約(Business)に当たります.

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https://zoom.us/pricing から抜粋



 

エデュケーション版・エンタープライズ版だとその学校や企業固有のドメイン(URL)が作成されます.

https://〇〇〇-〇.zoom.us/(〇〇の部分に自分の大学名だったりが入る)といった形です.

ここにアクセスし,

 

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サインインします.僕はエデュケーション契約だったのでビジネス版はよくわからないのですが,社内メールアドレス等で登録されているかと思います.

 

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その後,プロフィールに飛ばされると思うので,画面右上にある”ミーティングをスケジュールする”をクリックしてミーティングルームを作成していきます.

ミーテングルーム作成画面に切り替わったら一番下までスクロールしてもらうと下図のように代替ホストを指名する欄が現れると思います.

 

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 ここに同じ学内・社内の代替ユーザーに指定したい人のメールアドレスを入力することで代替ホストに指定することが出来ます.

 

エラーが出て代替ホストが設定できない

1.Zoomアカウントを連動していません

僕が代替ホストを初めて指定しようとした際,

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「(指定したいメールアドレス).comはZoomアカウントと連動していません。」

とエラーが出てしまい代替ホストに指定できませんでした.メールアドレスのグループも確認したのですが確かに大学で契約されているものでした.そこで色々検証してみたところ,契約で一括でアカウントが作成された際に各ユーザーのアカウントは存在しているものの,アカウントが”有効化されていない状態”というものが存在することが分かりました.

そこで代替ホストに指定したいユーザーにも同様の手順で大学のZoomドメインからサインインを済ませてもらうと代替ホストに指定することが出来ました.

「メールアドレスは絶対あってるのに!」という方がいましたらこちらの場合の確率が高いです.

 

 

2.あなたのZoomアカウントにないユーザーです

 

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先程説明したエデュケーション契約やエンタープライズ契約をした学内アカウントや社内アカウントしか代替ホストに選択できないのですが,私の大学にはメールアドレスが2種類あって通常のメールアドレスと学外で認証する場合に@の後ろに「sic.」を入れる必要があるメールアドレスがあり「sic.」なしのメールアドレスを使用すると,

「(指定したいメールアドレス).comはあなたのZoomアカウントにないユーザーです。」

と表示され代替ホストに設定することが出来ません.

代替ホストに指定したい相手がどのメールグループに所属しているか分からない時は,

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プロフィールのサインイン用メールアドレスからメールアドレスのグループを確認することが出来ます.

僕の場合は,ここに表示されているメールアドレスは学外認証用の「sic.」が必要なメールアドレスなのですが,サインインに実際に入力したアカウント名は学籍番号だったのでどっちのアドレスがメーリンググループに使われているのかわからず若干苦労しました.

 

 3.設定はうまくいったけど実際に使ってみると権限がない

設定はうまくいったのに,実際に代替ホストに設定した人に招待URLを踏んで貰ってミーティングルームに入ってもらってもホストの権限を持っていないということが度々ありました.

この場合考えられるのがURLを踏んで入った時はログインを自動認証で済ませていることがほとんどなので,ログインが連携されたアカウントでなされていないことが原因だと思います.

 

なので一度,自社ドメインからサインインを済ませて画面右上にあるミーティングに参加するを選択しミーティングルームIDを入力して入室するか,連携されたアカウント以外を自動ログイン設定を解除しておくことで連携されたアカウントが立ち上がり代替ホストとして入室できるはずです.