理系大学生は長期インターン何社くらい出すべきか?【夏季&春季】
こんにちは,manonです
先日は理系の就職事情を書きましたが今回はその第二弾ということで
長期インターンで何社くらいエントリーしたら良いのか,時期が被ってしまったらどうしたら良いのか,業界はバラつかせた方が良いのかについて話していこうと思います.
長期インターンとは?本当に参加した方がいいのか?
まず長期インターンとはなにかですが大学生の夏季・春季休みに合わせて行われる
1週間から1ヵ月の職場体験です.
業界にも依りますが実際の業務と遜色のない内容を行なったり,社内コンペにグループを組んで参加したり,インターン用に特別メニューを組んだりしているのでその実態は様々です.
そして肝心の行った方が良いのかという疑問に対しての私なりの答えですが......
「行かなくでも受かる.けど長期インターン行った奴で本選考落ちたやつを一人も見たことがない」
というのが私の答えです.もちろん行かなくたって本選考受かります.
私の研究室で一切行かずに2月から就活始めて東証一部のメーカーに行っている人が現にいます.
ですが,私の知り合いで長期インターンに参加したけど本選考を落ちたって人を一人も知りません.
余程,ダメな奴でなければインターン中の活動を見て人事は採用を決断しています.
本選考で1時間やそこらの面接を複数回するよりもはるかに長い時間をかけて学生の本質を見れるからです.
なので長期のインターンはとりあえず参加しておくのがオススメです.
エントリーする業界はバラつかせた方がいいのか?
これも割と学生が悩むところではありますが,自分の就職の軸がどれくらい定まっているかに依ります.
私は「メーカーで物を作っていたい」「BtoCでもBtoBでどちらでも可」「海外に製品を売っている」等の指標がありましたがこれ自体は業界をあまり規定し得ません,車を作りたいとか,絶対半導体がいいといったような「業界」はこれらの軸からは定まらないからです.
なのでそんな人は色んな業界の長期インターンに応募しましょう.
逆に絶対車に携わりたい,SIerがいい等の強い軸を持っている方はその業界の長期インターンに申し込みましょう.ただ,そこで注意したいのが自分が意外と向いていなかったパターンです.
プログラミングが好きでSIerを志望していたけど,プログラミングに携わるだけならメーカーで組み込み基盤を作っている企業の方がホワイトな環境で働けたりします.
あと,プログラミングは好きだけど仕事にはしたくなかったと後から気付くパターンもあります.
つまり何が良いたいかと言うと,とりあえず広く知っておく分には後悔はあまり生まれないということです.
長期インターンは何社出した方がいい?被ってしまったら?
これは難しい問題でかなり学生は悩むかと思います.
長期インターンは本選考よりも席数が少なく競争が激しくESの段階でかなり絞られます.そしてESで絞る時大きく効いてくるのが大学名です.なので自分の立ち位置に依ってESを提出する企業の数を柔軟に変えていく必要があると考えます.
また,トヨタやサントリーのようなBtoCの超人気企業や,NTTDataやキーエンスのようなBtoBの人気トップの企業は倍率がとんでもないことになっています.
この人気度を自分の中で可視化して人気度にもバラつきを持たせてESを提出することがインターン内定を勝ち取るためにかなり大切であると感じます.
ここからは私の周りの学生から得たデータで完全な独断と偏見で話を進めます笑
旧帝大クラス
超人気企業:3社エントリー⇒1社内定
準人気企業:2社エントリー⇒1,2社内定
上位校クラス(地方国立)
超人気企業:5社エントリー⇒1社内定
準人気企業:3社エントリー⇒1社内定
中堅校クラス(マーチレベル)
超人気企業:6社エントリー⇒1社内定
準人気企業:3社エントリー⇒1社内定
下位校クラス
超人気企業:多分受からない
準人気企業:10社エントリー⇒1社内定
ぐらいだと思っています.
これ全く持ってエビデンスとか出せないし責任も取れないです笑
でもだいたいこんな感じ.もちろん当人の優秀さとかで本当に左右されるので参考程度にしてください.
なので自分のいる位置と出したい企業の人気の具合によって決めて下さい.
そしてもしも長期インターンの日程が被ってしまった場合,
2社で自分の志望度に順位を付けて素直に下位の企業にインターンの日程が被ってしまったことを伝えてどうしたら良いか聞いてみましょう.
やはりインターンを辞退というのは本選考に響く可能性があるのでなるべくインターンは辞退しない方が賢明です.
また,インターンが被った日程が2,3日程度の場合は学会発表でこの日程はどうしても参加出来ないとウソをついてしまうのも手です.ホントに最終手段ですが......
おわりに
ということで今回はインターンの重要度やそれにまつわる戦略を紹介いたしました.
この記事が悩める就活生の役に立ってくれることを祈って今回は終わりとさせて頂きます.それでは