無料で出来る超実践英会話【首都圏】
こんにちは、Manonです。
英会話をしようと思ったら英会話教室に通うなり、大学にいる留学生に話しかけたりするのが一般的だと思います。ですが、お金をかけずに英語の勉強をしたい!留学生と出会う機会がない!という方もいるかと思います。
そこで今回は私が大学生活を通して実践してきた無料で出来るコスパ最強の実践英会話練習法について紹介したいと思います。
無料で出来る超実践英会話法
その方法とはずばり、
『ターミナル駅で道に迷っている外国人に話しかけて道案内をする』です
そんなの無理と思った方、どうか最後までこの記事を読んで下さい。
まずは、その利点と欠点から紹介していこうと思います。
道案内のメリット
- 必然的に話題がある
- 一対一、一対多で会話を出来る
- 出会い初めの練習が出来る
- 無料で始められる&恥がかき捨て出来る
- 何より感謝される
道案内式英会話の一番アドバンテージは必ず「目的地に向かう」という話題があるということです。そういう意味では大学内にいる留学生に話しかけて仲良くなるよりも遥かに敷居が低いと個人的には思っています。また、英会話教室だと他の生徒が話している間は自分は話せないという事態が発生していまいますが、この方法ではそんな事態に陥る可能性は万に一つもありません。他の誰でもない自分と相手で会話を出来ます。
3つ目にあげた出会い初めの練習が出来る、ですがこれは見落としがちなポイントですがかなり重要な点です。私達は学校教育で『出会い初め』の練習をあまりしてきていません。"How are you"から始まり"Fine. Thank you. and you?"と定型文のように覚えさせられてきました。しかし人と人が関係を築く時になによりも大切なのは第一印象です。その第一印象を決める出会い初めのやりとりを結構適当に練習してきたのです。その点、道案内では一日に何十人の人と出会い始めの練習を積むことが出来ます。
4つ目、として定期券内であれば改札を出たり入ったりしたとしても完全無料で練習が出来ます。また、たとえうまく話すことが出来なかったり間違ったことを言ってしまっても別れてしまえばもう二度と会うことはありません。旅の恥はかき捨てと言いますが同じことが私達にも言える訳です。
最後に、何よりも大切な項目として『感謝される』があります。別れ際に心からの笑顔で握手を求められることもしばしばありますし、その場でチェキを撮って私に一枚くれたこともありました。とにかく私達日本人より感謝の伝え方が派手なのでやるたびにやってよかったと思いますしまた次もやろうって思います。
ここまで道案内式英会話のメリットを説明してきましたがここでデメリットについても触れておきます。
道案内のデメリット
- 始めるまでの心理的なハードルが高い
- 会話が上手くいかずかえって煩わせてしまうことがある
私ももともと自分からグイグイ人に話しかけられるタイプではありませんでしたし、ましてやそれが外国人となると初めて声をかける時はもうめちゃくちゃ緊張しました。
大学生活を通して英語を話せるようになりたいという目標があったので、「このままその他大勢で終わるのか?」「また出来ない言い訳を探すのか?」と自分の中で自分を煽りまくって声をかけれるようになりました。しばらくやると声をかけること自体どうってことなくなるので怖いのは最初だけです笑
また、最初の頃の私がよくやってしまったのですが相手の言っていることが正しく理解できずに間違ったところに連れて行ってしまうといったことがあったので相手にも申し訳ないですし、夜家に帰って枕に顔を埋めて悔しさと恥ずかしさに悶絶しました笑
道案内式英会話のやり方
まずは、ターミナル駅に行きます。私は新宿駅と東京駅が定期券範囲内だったので新宿駅をメインの活動場所にしていましたが、池袋や渋谷も複雑でかつ外国人が多いのでいいと思います。
- ターミナル駅に行きます
- 私はじっとしていられないタイプだったので新宿駅の構内をぐるぐると歩きながら道に迷っていそうな外国人を探します。
- 右往左往している外国人やスマホを見て固まっている外国人を見つけます
- 声をかけます
声のかけ方として、まず第一声は無難に"May I help you?"と声をかけます。ここでポイントなのがその直後に間を置かずに"Where do you wanna go?"と会話を始めることです。海外だと声をかけてくる奴というのは大抵利益目的なので親切心で声をかけても結構警戒されています。そこですぐにどこに行きたいん?と会話を始めることでとりあえず目的を言うだけ言ってみようという気にさせます。
その後相手の返事を聞いて知っていれば道を教えてあげましょう。知らなければgoogle mapか乗り換えアプリを開いて代わりに検索してあげるだけなのでそんなに深く考える必要はありません。黙ってスマホを取り出して検索するのが気まずい時は、"Let me see...(そうねぇ、ちょっとまってねぇ)"とか言っておけば大丈夫です笑。行き先が分かったら大事なのが一緒に案内してあげることです。この工程でどこから来たかとか日本はどうだ等の会話練習が出来るので極力一緒にガイドしてあげるといいと思います。案内してあげる時の会話表現としては、"Well, I'm gonna go in the same direction. Follow me,please"ぐらいで良いでしょう。
案内して最後に"Have a nice trip"などさらっと言えるとカッコいいですし、自分も幸せな気持ちになれます。
最初は緊張もしますしうまくも話せませんが、初めてちゃんとガイド出来て彼らと笑顔で握手をしてお別れをした時の嬉しさは今でも自分の英語学習の原動力になっています。
道案内式英会話の効果
大学2年生の頃にこの方法を始めて，2年間でだいたい500人くらいは道案内したのではないかと思います。途中から数えるのをやめてしまったのでちゃんとした値ではありませんが。
やってみて感じた効果を述べようかと思います。
- 外国人との出会い初めがスムーズにできるようになった
- 人に声をかけることへの抵抗がなくなった
- より生きた会話表現が学べた
なんと言っても人との出会い初めでなんて言えばだいたい何が返ってきて、どうしたらスムーズかが分かるようになりました。これは道案内だけでなく、大学で初めて話す外国人との会話にも当てはまるのでこの感覚が学べたのは大きいと思います。
次に、日本人・外国人問わず知らない人に声をかけることに抵抗が本当になくなりました。キャリーバックを持って階段を上がらなきゃいけない女性を見付けた時とか、考えるよりも先に声をかけれるようになりました。そんなに重くなさそうだから大丈夫かな?とか断られたら恥ずかしいとかとか考える前に声をかけますしそれで断られても相手には気を遣ってもらえたという事実が残るので無駄ではないように思います。
ターミナル駅にいる外国人は勿論英語圏以外から来ている方もいますが大抵の日本人よりも英語がうまいので安心してください笑。そして彼らの話す少し砕けた英語というのは学校の授業では教えてはくれないけれど、とても大切な会話表現なのでそれをタダで身に着けられるのは相当お得だと思います。
以上、道案内式英会話と題して首都圏で無料で出来る実践的な英会話練習法でした。
いかがだったでしょうか?少し敷居が高かったでしょうか。ですが、実践経験を積む上では本当に良い学習方法なので是非試してみて下さい!!
