【TOEIC学習法】英語初~中級者には音読が最強な5つの理由
こんにちは、Manonです。
英語に苦手意識がある方・大学や会社の都合でTOEICのスコアを伸ばさなくてはいけない方向けにコスパ最強の勉強方法である『音読』の利点とやり方を紹介します。
『音読』が英語学習においてコスパ最強の勉強法である5つの理由
私は音読が語学学習において最も効率の良い学習方法の一つだと心の底から信じています。この記事の読者にも音読学習の魅力を知ってもらうためにまずは音読のもつ5つのメリットを紹介します。
- リスニング力がつく
- リンキングを学べる
- 文法・語法・単語を覚えられる
- 英文を読むのが速くなる
- スピーキング力がつく
なんと言っても音読をするとリスニング力がつきます。
英文を読む行為である音読が何故リスニング力に繋がるのかと思うかもしれません、理由としては自分の発した音を耳で聞いて音と文字を紐づけて脳が認識するからです。人間自分が発音することができる音は聞き取ることが出来ます。正しく音読することで発音できる音のストックを増やすことが出来るのです。
二つ目の利点として『リンキングが学べる』というものがあります。リンキングとは、「前後の単語がくっついて別の音となる」ことです。
英語で"Nice to meet you"と言う時、私達は自然と「ナイストゥーミーチュー」と言いますよね？「ナイストゥーミートユー」とは言いません。この"meet"と"you"が繋がって音が変わる現象がリンキングです。実際TOEICのリスニングではこのリンキングが自然と行われており、本当はどちらも知っている単語なのになんて言っているか聞き取れないというのはこのリンキングのせいだったりします。このリンキングを学ぶ一番の近道が自分で実際に発音してみて脳に認識させることなのです。
三つ目の利点として『文法・語法・単語が学べる』というものがあります。音読練習をする時は、短めの文章を何度も何度も繰り返して読み上げ見なくても言えるようになるまで練習します。するとその英文は自分のものになってしまうので外国人と会話するときに自然にその文法・語法が使えるようになります。また、何度も声を出すことによって単語が脳に定着します。
四つ目の利点として『英文を読むのが速くなる』というものがあります。
人が音読をする時、発音している最中に次に発音する言葉を目を高速で動かして先読みします。この行為自体脳にとって大変なストレスなのですが、こうやって刺激を与えてあげることで文章を読む速度『WPM』が上がります。
最後にスピーキング力です。これは少し当たり前と言えば当たり前なのですが、人間話さなければ話せるようにはなりません。実際に人と会話する訳でなくとも口を動かして英語を喋るというのはスピーキングにおいてとても重要なことです。TOEIC(L&R)ではスピーキングはありませんが英語を話せるようになっておいて損はないと思います。
音読にはこれだけのメリットがあります。いかがでしょうか?音読したくなってきたでしょうか?
それでは効率的な音読のやり方について紹介します。
正しい音読のやり方
- ネイティブの読み上げ音声付き英文
- テキストは200文字以下が好ましい
- 内容を覚えるレベルまで反復練習
- カタカナ英語にならないよう意識
効率的な音読練習をするためには上記の項目を意識してください。
具体的にはTOEICのパート4の文章が丁度良いです。手順としては以下の通りです
- テキストを見ずに音声を集中して数回聞く
- テキストを見て音読
- 音声を流しながら数回オーバーラッピング
- 内容を覚えるレベルで繰り返し音読
大体40回くらい繰り返し読むと内容覚えてきたかな?という感覚がしてきます。
この方法で勉強すると上に挙げた5つのメリットに加えてTOEICの文章に慣れることが出来るので更に費用対効果の高い勉強法になります。
どれくらい続けたら効果出るの?
現在のご自身のレベルにも依りますが、私は毎日30分の音読を1ヵ月続けたあたりから「あれ?」ってくらい英語が自然と理解できるようになりリスニングも驚くくらい聞き取れるようになったのを覚えています。同じく音読をしていた私の学友も1,2ヵ月過ぎたあたりから変化があったと言っていたので最初はあまり効果が実感できないがしばらく継続して勉強するとある時から効果が出るようです。
以上、音読の魅力を伝えましたがいかがだったでしょうか?
騙されたと思って試してみてください、絶対に裏切りませんから。
